小箕作川

　栄村堺をながれる小渓流。下流域は田園の中をのどかに釣り上がる。

　コンクリートで固められた下流域は変化に乏しく、水量のある時期は仕掛けを投入しても、流れに負けてしまう。千曲川出合いはどうかと思って竿を出したことがあったが、ハヤさえ釣れなかった。ササ濁りの千曲川の水と澄んだ小箕作川の水のさかいなどは絶好のポイントだと思うんだが。

　農道の小箕作橋のあたりからポイントになってくる。

　枯れ葦の多い所で、根掛かりに気を使う。深みのあるポイントが少なく、瀬で多少の魚信があるが、釣れるのは小物だ。

　遡って行くと廃耕田となって行き、釣れるイワナもやや型がよくなる。しかし20センチを少し超えるに過ぎない。

　上流にはいっても同じようなものだが、多少は魚影は濃くなる。水量のすくないなかで、小さいながらも魚影が走る。

　小箕作川上流。

　20センチイワナ。黄色い斑点と腹部。

　小箕作川源流域。雨のため、この日はここでお終い。

　もともと小物の川なのだろうが、まだこの渓流の全体像を知るまでの釣行はしていない。そのうち下流域から中流をしっかり攻めてみようと思う。

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http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=138.52024999957&latitude=36.975305162629