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湯沢川

 野沢温泉村の温泉街を流れる川で、橋の上からのぞく限りではそれなりに水量のある渓流に見えたが、いままではほとんど関心を持つことはなかった。こうも人里の中を流れていたのでは、魚にとって環境がいいとは思えなかったし、たとえ魚がいたとしてもすぐに釣り切られていることだろうと思っていたからだ。今にして考えてみると自分らしからぬ先入観を持っていたものだ。

 

 はじめて入渓したのは2010年の9月。なぜか上流からリンゴが流れてきていた。上流のどこかで収穫作業していたのかもしれない。

 この日はエサではなく、UL(ウルトラライトタックル)ルアーを用いる。小渓流であるが、ここ数日来の雨で水量は多めだ。ルアーがアクションするには十分な水がある。

 千曲川出合いから始めるが、なんら反応はない。ハヤくらい掛かってきてもよさそうなのに。

 

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 瀬のポイントが続く。あまり深みはないが、石裏や太い流芯をスプーンで探ってゆく。

 最初にヒットしたのは小さなヤマメだ。ちゃんと測らなかったが、18センチくらいだろうか。流れ込みを何度も通してやっとヒットした。

 反応がなくて、魚がいないのかと思い始めていた矢先だったので、ホッとした。しかし魚がいるのに釣りにくいのは、ここの魚はスレて、あまりルアーへの関心が無いのだろうか。ルアーフィッシングのときはあまりひとつのポイントに時間をかけることはしないのだが、すこし粘りが必要かもしれない。

 

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 そんなことを思っていると、またヤマメがヒット!今度は2投目で来た。ハテ思いすごしだったのか。

 このヤマメ、よくみたら朱点がある。アマゴなのか?撮影しようとカメラを向けようとしたら跳ねて逃げられてしまった。

 

 まだ2匹にすぎないが、いくぶん気を良くして釣り上がる。今度はなんの変哲もない浅場で良型がヒットした。走り回る相手をどうにか竿さばきで寄せる。大きい。尺はないが、25センチを余裕で越えている。しかも・・・思いもかけないブラウントラウトではないか。なんだろうこの川は。このブラウンも僕の手をふりきって水の中に戻って行った。ラウンディングネットを持ってこなかったのを後悔した。普段は身軽でいたいから、ネットを持たないこともある。しかしこの川は小渓流とはいえ護岸され幅が狭く、浅瀬に魚を置くことができない。

 

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     なんでもない浅瀬。このほぼ中央部でヒットした。

 

 このブラウンを最後に魚信は途絶えた。500mくらいのところで橋があり、いったん川から上がる。

 クルマで上流を目指してみる。なかなか入渓に適した場所がない。変な所に停めて地元の人の迷惑になってはならない。

 けっきょく2.5キロくらいの地点まで来てしまった。まあいい。あまり時間もないが、この辺の雰囲気だけでも感じてみよう。

 下流でもそうだったが、この川の水はすこし臭う。温泉場が近いのだからそうなんだろうと思っていたのだが、あまり気にせず釣りを行う。

 なんとか魚の反応はある。小さいのか、ルアーを追ってくるが乗らない。それでも20センチ超のニジマスが2匹、掛かってきた。間抜けなことに今度はデジカメを車中に置いてきてしまい、撮れずじまいである。だがこれで終わればそんなに後悔することもなかったのだが・・・。

 やがて川は二手に分かれ、左が湯沢川、右が赤滝川となる。この間に終末処理場があり、二つの川の出合い付近に処理済みの排水が流れ出ている。においの元はこれだった。

 湯沢川をすこし入ってみる。ここでニジマスとイワナの良型を出した。どちらも25p超で、ガンガン引いた。かえすがえすもデジカメを忘れたのが悔やまれた。

 

 この日の釣りはあいさつに来たようなものだった。むずかしい川という印象を持ったが、ベストシーズンではなかったのだし、未踏の区間がまだ大分ある。またの機会を楽しみにしておこう。

 

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        国道117号線の下にはこんな物も・・・石梨らしい。

                           湯沢川上流

 

 

 

電子国土ポータルサイトhttp://portal.cyberjapan.jp/index.html

http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=138.43236111003&latitude=36.927481806389

 

 

 

 

 

                                                        

 

 

 

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