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寒川

寒川にかかる橋の看板

 

 野々海川をすこし行くとある渓流。あまり開けた感じがしない。下流部から林のなかを流れている。

 水量は比較的ゆたかで、シーズンを通してあまり変化のない渓流である。

 その日の状況にもよるのだろうが、釣れるのはJR飯山線の下からできる。イワナがメインで、時にニジマスがまじるといった感じだ。一度、40センチ近い大物にもてあそばれたことがある。目の前まで寄せながら、突然走られ、バラしてしまい、ナミダを飲んだ。ニジマス特有の、緋色でドッグフェイスと謂われる鼻曲がりの風貌は今でも記憶に焼き付いている。

 

寒川JR鉄道下

 

 放流と釣り人の入渓頻度で状況は大きく違うが、僕の印象ではこの下流域の方が意外性という点で面白みがある。最近では、それまであまり見られなかったヤマメが釣れるようになった。

 

 この渓も、水質は高い。濁りの入っているのを見たことがない。雪代の時期はかなりの水量だが、ほかの渓流のようにすべてが白泡に覆われて手が出せないということはなく、大石の裏とか岸ぎわのヘチなどを、小渓流にはやや長めの5.4mを使用すれば、なんとか攻めようはある。

 しかしここも6月初旬ごろがベストと思っていいだろう。

寒川イワナ寒川ヤマメ

 

 僕はまだ上流に入ったことがない。なんというか、いつも下流で竿を出すと、それだけで時間があっというまにすぎてしまい、なんとなくこれより上流には入れずじまいになっている。

 中流域にすこしばかり足を延ばしてみたにすぎない。イワナは釣れるが多くはない。サイズも20センチ前後。したがってあまり記述することがなくて残念だが、まあこの先の楽しみの一つとしておこう。

 

09-4-18寒川

        4月中ごろの寒川、処理場近く。

 

これ以下はずっと以前の釣行の記録。

寒川尺イワナ

 

 寒川は千曲川出合いから1kmくらいで二つに流れが分かれる。右の沢が寒川本流であるらしい。左の沢の名称はわからないのでひとまず左沢としておく。

 この左沢で僕は尺を出した。この川に2度目の釣行でだ。このときはまだ初心者で、この釣果に大満足だった。リリースをしていない頃だったので、持ち帰り、いただいた。31センチのイワナはお刺身で、他の2匹は塩焼き。ちなみにずいぶん後になって、天然ものの川魚は刺身にしてはヤバイと聞かされた。よほど水がきれいでも、人の手により管理された環境での魚しか、生では食べてはいけないそうだ。なんとかという寄生虫が必ずいて、ときに健康被害を引き起こすという。知らんかった。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

00(平成12年).5.14寒川

 

 右の沢、寒川本流は一度しか入っていない。国道403号線沿いをしばらく流れ、国道が左にカーブするあたりでまた二つの流れに分れる。こんどは左の沢が本流となる。

 この日5月14日に入ったときは水もおさまっていて、平瀬ではそれなりに釣果があったと記録している。それが上流に行くほど魚信はなくなり、攻めあぐねている。

 

00(平成12年).5.14寒川左沢イワナ

 

 「おそらく上流指向の釣り人の心理で、このあたりのイワナはすでに釣られてしまったと思われる。それか上流での放流は行われていないのかもしれない」

 

 下流、中流での釣果の方がよかったので、こんなふうに考えたのだろう。

 

 寒川本流は、取水口を経て途中から勾配がきつくなる。遡行するには川を何度も横断しなくてはならず、水が治まりかけているとはいえ、軽装備ではこれ以上の釣行は危険だ。

 

00(平成12年).5.14寒川左沢2

 

 「水量が今より落ち着けば落差が大きいだけにポイントは多くなるだろう。とにかく夏場のポイントだ」

 

 と当時の記録にはある。

 それ以来一度もここを訪れていない。次シーズンの課題のひとつだな。 

 

 この寒川本流は、途中までは農道を利用しての釣りでやりやすいが、この農道、かなり奥まである。

 廃田地帯となり、勾配もきつくなる。この日はそんなに奥まで入らなかったのだが、川沿いには延々と古い小路が続いているようだった。

 小渓流にはこうした昔の廃田やそのための小道が多いが、よくこんな山の中、それもわずかな土地を開墾したものだと感心する。古人の農魂に敬意を表し、帰路に就いた。

 

00(平成12年).5.14寒川左沢

 寒川上流。まだまだ先がある。

 

寒川地図2

出典:電子国土 電子国土ポータルサイト(http://cyberjapan.jp/

 

寒川左沢

寒川右沢

 

 

 

http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?meshcode=55383355

 

 

 

 

 

 

                                                        

 

 

 

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