宇田沢川
宇田沢川は越後の霊峰、八海山に源を発する。
地名は言葉の化石と言われているが、このあたりにはアイヌ語起源の地名があるらしい。そのひとつがこれ。
宇田沢川のウダはオタ(砂)、つまり砂の沢な川が宇田沢川なのだという。あと、三国川(さぐりがわ)、破間川(あぶるまがわ)も、アイヌ語(縄文語)なのだそうな。意味はわからない。
そう何度も入ったわけではないけど、この川を紹介している釣り雑誌にはよい釣り場として載っている。なんでも上流にある養魚場から逃げた大型のニジマスやコイが釣れるという。僕はそんな経験はまだしていないのだが。下流で釣れるのはハヤとオイカワ、たまにヤマメ。ただし小さい。
早春の頃、残雪を踏みながら釣り上がってみた。水が少なくてポイントが絞れない。深場を攻めたいのだが流れは平坦で、落差のない瀬がつづく。まだ瀬には魚は入っていないだろう。
陽が傾き、夕マヅメになると、ようやく魚信があり、何匹かの小ヤマメがでた。盛期同様、早期でも水が少ないと魚は警戒心を持つのでマヅメ時以外では難しいと知った。
ヒカリヤマメとヤマメ。この川はサクラマスが繁殖するという。
その後、何度か足を向けたことはあったけど、いつもなにかのついでで、(魚野川本流を攻めたあととか)釣果もそんなにない。いずれよい季節にちゃんと攻めてみよう。
初夏の中流域。このサイズのイワナがよく出た。
ハライ川の最初の高い砂防堰堤。魚影は走るが魚信なし。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=138.97715225723&latitude=37.105366839692
秋。シーズン終了まじかの上出浦付近。
ニジマス
エサ
ヤマメ
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=138.95101986687&latitude=37.094154505418
タツナミソウ
|