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 新潟県 魚沼市 虫野。国道17号線から見るこの川は、なんだか大きな用水路といった感じがする。平瀬つづきで、段差以外ポイントが少ないせいだろう。このあたりに来ても素通りしていた。でも「新潟の渓流と釣り」(新潟日報社)にちゃんと釣り場として載っていた。

 ここ最近、断続的に強い雨が降り、渇水時期としては、まずは水量が保たれている。たしか「出水の後は各支流の落ち込みを狙うとよい」と、先述の本に書いてあったと思う。やってみよう。

 魚野川出合あたりはザラ瀬で竿を出す気になれなかった。やはり国道をすこし上流あたり、県道232号線の橋のかかるその下の段差からやってみた。

 あまり深くはない。キジを餌に投入するとすぐ反応がある。そして仕掛けを引き回す。上がってくるのは10cmの小ハヤが数匹。一匹だけ良いサイズがでたが、まあこんなものだろう。釣りあがるが瀬続きでポイントが少ない。そんな中で一匹だけヤマメを見た。とても小さいが。 

 小渓流とはいえ、6mの竿がちょうどいい。イトは0.6号。キジ餌をヘラスレ3号や、ヤマメ鉤7号。

 大浦の関越自動車道下に、深瀬がある。ここで強い魚信を得た。茶色っぽい魚影を目撃したが、バラす。

 これより上流も、段差以外にポイントがない。しかも魚も小さくなる一方で、苦労の割に報われない。国道291号線まで来てみたが、この辺になるとアブラハヤしか釣れなくなった。この日はいったん納竿。

 

 日を改めて再挑戦。9月入っている。餌はカワラバッタとイナゴ。あの高速下の大物を狙ってみた。

 中型のハヤのつぎにそれはきた。ひったくるように餌を持ってゆく。あわてて竿を立てたらプッツン。同じところをもう一度、同じように攻める。また同じようにグンと重い魚信が返ってくる。竿が絞り込まれる。この瞬発力の強さが「ハヤのひとのし」だ。

 ひとのしをしのぐと、魚体が見えた。・・・なんだ、思ったより小さい。でも25cm超。前にバラしたものと同じかどうかはわからないが、まあいいさ。今はこいつがここのヌシなのだろう。口の中に、イトがみえる。さっき切られたものだった。ハリが刺さっているのにすぐまた釣れるとは。

 

 上流へ。集落を抜け、護岸がなくなり自然な流れになると、水がよく澄んでいる。最初の高い砂防堰堤までの間に、イワナの魚影を何度も見た。餌のイナゴに反応するが、スレているのか、なかなか喰わない。釣れたのは良型一匹だけだったが、魚影は濃いのかもしれない。来年の初夏にでもまた来てみるか。

 

 

 

 

 

 

 

                                                        

 

 

 

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