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高棚川2

南魚沼市長崎。

↑はまだ工事中の画像。

前回の続き。

雪が消え、昨年まで工事の続いていた上流域へ。      

 雪消え後の砂防堰堤上

平成 23 7 月新潟・福島豪雨によりこの高棚川も大規模な土砂災害が発生した。その復旧工事のあとを釣る。

 高棚川新橋

真新しい橋がある。そのたもとに広場があり、その付近から釣りあがってみる。

こうも工事の入った流域は、見た目良くてもすぐにはイワナはもどってくれない。あまり期待をせずに「いちおう」のつもりで竿をだしてみた。

朝の雨の名残であろうか、やや流れは押しが強い。いや流れもだが、風も強い。

落差のあるポイントはいくらでもある。エサをつけ、落ち込みに投入するとすぐにイワナが飛び出した。

 高棚川イワナ

大きくはない。でも元気ないいイワナだ。この後も同じようなイワナが次々とでてくる。

  高棚川イワナ2

  高棚川イワナ3

  高棚川イワナ4

なんとまあ・・・イワナが濃い。放流されてから、あまり釣人は入っていないようだ。あるいは僕が最初なのかもしれない。

 高棚川大場所

  高棚川イワナ良型

最初の大場所、ここでどうにか20pオーバーが釣れた。良型はいる。だが・・・同じポイントで小物がまだ釣れる。もういちいち撮らずに即、リリース。イトが風にあおられて魚信がわかりにくい条件下でこれだ。

これを越えた上流でも小イワナは釣れる。これではエサと時間の浪費だ。

釣欲は失せたので竿をしまい、この大きな砂防堰堤上を目指す。

 高棚川砂防堰堤

左岸には道があり、容易に堰堤上にでるが、この先は崩落個所で、道なき道をあるく。もっとも人の行き来したルートがついているので、その跡を行く。

  崩落個所

崩落個所。軽4駆ならこの辺までは来れる。

  高棚川砂防堰堤上

折り重なって倒れているスギの樹々をこえて、崩落を免れた林道にでる。右を見下ろすと、源流らしい雰囲気の流れが目に入る。これはよい。失った釣欲がよみがえった。

多少、水量が減ったようには見えるが、流れは相変わらず強い。渡河は慎重に。

小さいポイントでは反応がなく、やはりこの辺りは放流されてはいないようだ。そのほうがいい。

というわけで段差のある深場を主に攻めてゆく。

上から見た時は気づかなかったが、直線的な岩はコンクリートだった。壊れた砂防堰堤のなれの果てが、よいポイントを形成している。期待して、長仕掛けを振り込む。

   砂防堰堤跡

・・・反応なし。

左の巻き返しはうっすら底石が見える。もっと深いところにいるのか。流れ込みの白泡の中に差し掛かると、仕掛けの動きが止まった。

(沈ませすぎたか)

根掛りだと思い、竿を立てると引き込まれた。わッ!魚ついていたッ。強い感触にすこし慌てたが、すぐにそれは水を割って宙に姿を現した。

  高棚川イワナ5

・・・なんだ、ここまで来て、まだ小物しかいないのか。

ここを最後にするつもりなので、腰を据えて2投目、3投目。あがってくるのはやはり20pに及ばない。

エサもわずか。

でも反応は良くなってきた。仲間が釣られるのを見て、興奮したか。そしてやっと報われた。

あ、上がらない。深度があって水勢もあるので、小物とはいえ最初はぐっと持っていかれる。でもこれは違っていた。

  高棚川イワナ6

どうにか良型といえるイワナを手にした。黄みを帯びた体色がこの川のイワナの特色らしい。

納竿。2匹だけのこったカワゲラを水に放して帰路に就く。釣りをやめたころになって風がおさまった。

高棚川

高棚川3

 

 

 

 

                                                        

 

 

 

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