清津川
2009年7月 清津峡
石原川
苗場山に源を発し、柱状節理の清津峡をへて信濃川に合流します。
清津川の釣りといえば、湯沢地区にある清津峡の上流部と、源流域の支流群が主な釣り場となるでしょう。
でも僕は清津川の源流はほとんどやっていませんので、ここでは下流域と清津峡の一部の釣りを紹介してゆきます。
国道117号線の清津大橋からのぞむ本流下流部は、ゆたかな水量とその名の通り清い流れで、とりわけ夏のアユは良型が釣れることで知られています。
しかしながら渓流釣り場としての評価はさほど高いものではありません。
見た目はともかく魚影は薄めで、僕の経験からも魅力ある釣り場とはいいがたい渓流です。
流域に温泉場がいくつかあるので、鉱質成分の影響かなぁと思っているんですけど、どうなんでしょ。
清津川下流
清津川橋からの風景。上流 下流
とはいえ、魚がいないわけではなく、中魚沼漁協おひざ元だけに放流も盛んに行われています。
ここを攻めるとするなら、まずその近くから。
信濃川との出合い。
これは対岸の信濃川発電所からみた風景。
ここは養魚場からの水がそそいでいて、時に良型の出るところ。
ただしスレています。よく知られているポイントなので人が頻繁に入るところなのでしょう。
これより上流は瀬のポイントがつづきます。川幅はひろく、本流竿を使いたいところですが岸ぎわにもポイントがあり、攻め方に工夫が要ります。ルアーの方がやりやすいかもしれないです。
ただ、必ずしも魚は多くなく苦労の割には1.2匹といったところ。
瀬で出る型は20〜25センチ。
ここは以前は淵だったところ。
僕はここで尺上のニジマスをラウンディング寸前にバラしてしまった!他にもいるにちがいない。
それにしても上のボサがどうしても邪魔。振り込みの技術が問われます。
やがて低い落差の取水堰堤。
この上の深場には大物が潜んでいます。
ルアーを投げてついてきたのは40センチは超えていると思われる魚影。
ねばったもののヒットせず。くそーッ。
倉俣大橋下。
清津川のほとりにある清津川フレッシュパーク・芋川交流広場。
ここも人が多いですが放流ポイントなのでそれなりに魚影はあります。広い駐車場もありがたい。
よい感じの瀬がつづき、どこからでもヤマメがでそうな雰囲気があります。
上流から倉俣大橋を望む
橋下で出た良型のヤマメ。
瀬戸口温泉近くになるとやや魚影が多くなり、瀬の流芯わきなどで良い型がみられることがあります。
ここまでは、ポイントの善し悪しというより放流地点か否かで結果が出るようです。
23センチのヤマメ。
24センチヤマメ。
カマツカ。この地方ではスナッポリン(砂堀)という。
瀬戸口の堰より上は、清津峡の様相を呈して来て、魚影もすこしばかりましになりますが小物が多い。
清津峡温泉まではそんな状況が続きます。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=138.68797222032&latitude=37.045537497459
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