天代川支流・日蔭沢
日を改め、支流の日蔭沢に入ってみる。
橋はかかっているがところどころ木が腐り落ちている。むかしはこの橋を車が通ったこともあったんだろうな。
日蔭沢の木の橋。
林道を1時間ほど歩いてきた。この橋の下で軽い食事をした。緑の光のなか、セミの声(ハルゼミだかヒグラシだかわからないが、)とせせらぎの音をきいていると、別の世界に来たような感じがしてくる。
釣りを始める。あまり高くはないが、落差のあるポイントが多い。イワナもそれなりに釣れるが、ちと難しい。というのは、イワナが水面でたゆっているのを何度か目にした。瀬尻の浅いところにいたものが走って逃げるのも見た。魚影は濃いのかもしれない。やはりここも毛バリに分があるのかもしれない。
ここのイワナも元気がいい。バレて一度、水中に戻ったのに勢い余って丘に乗り上げてきた。
流れが平坦になり、瀬が多くなると魚信もなくなっていく。流程は長くはないが、おおよそこの渓流の感じがわかった。時間に余裕をもって引き返すことにした。
少しばかり合流地点から天代川に入ってみる。水量は同じくらいだが、渓相は日蔭沢より穏やかに感じられる。釣れるイワナもおなじサイズと色をしている。
地図を見ると、もう少しで上ノ平高原だ。最初から天代川の源流に入りたければ、こっちのルートを下って入渓するという手もあるか。
筆竜胆(フデリンドウ)
ミゾホウズキ。
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