ニガクリタケ(苦栗茸、ハラタケ目モエギタケ科モエギタケ亜科クリタケ属)
学名:Hypholoma fasciculare(Hudson:Fr.)Kummer
見た目いろんなキノコに似ているので、初心者の頃はとくに警戒していた毒キノコだ。
もっとも判別するのは難しくない。少し噛んでみると、舌を刺すほどに苦みがある。これだけニガければ誰だって食べないだろうと思うのだが、意外にも中毒する人がいる。しかも死亡例まであるという。どうやら加熱処理をすると、あの強い苦みが消えるらしい。
たいていはくすんだレモンイエローで、その小型菌が切り株などに群生しているのを見ることができる。
ただ、幼菌のものは、クリタケのものとほとんど区別がつかない。
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