シロカノシタ(白鹿の舌、アンズタケ目カノシタ科カノシタ属。)
学名:Hydnum repandum
カノシタは「木の葉隠れ」と呼ぶ人もいるらしい。これを見つけるには斜面を下から見上げながら落ち葉の下を注意深く探すのだという。あいにく僕が見つけるのは単生しているものばかりで、まとまって生えているのは見たことがない。
英語圏ではHedgehog(ハリネズミ)という一般名がついている。フランス料理の素材にピエ・ド・ムトン(羊の足)の名前で登場する、とある。
たまに少量しか採ったことがないので、食べた経験も少ない。ぼそぼそと、身がもろいので汁物に向かないと思い、少量のオリーブオイルで炒めたら、とてもいい香りがした。そのまま洋風の煮物に利用するのが良さそうだ。
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