信濃川水系
信濃川水系2
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田沢大門川
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二石川
貝野川
楢沢川
七川
(銘のない渓流参照)
飛渡川
(銘のない渓流参照)
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水沢川
新潟県十日町市
馬場甲
。芋沢との境を流れる。
ここも川が川だけに魚影の多い川ではない・・・はずだった。
この日の釣果って、いったい何なんだ。
国道からは、いちおう自然な流れが見て取れる。とはいえ、やはり小川である。
何度か、この渓流には入っている。川が川だけに小物の釣り場と思っていたし、実際今までは小物がチラホラといった釣果だった。
信濃川出合からやってみるのは初めてだ。国道までは
100
mあるかないか。
適度な落差はあるが、やはり反応は少ない。それでもヤマメ
2
匹出した。小物とはいえ、よい体型をしている。引きも強かった。
国道
117
号線をこえて釣りあがる。たまに小イワナがかかるけれど、もともと魚の多い川ではない。とくに失望するでもなく釣りあがる。
残雪はほぼ消えていた。草の生い茂るのはまだ先で、一番釣りやすい時期になっている。ここもすでに他人の竿が入っていると思っていたのだが・・・。
JR
飯山線のあたりは高い樹におおわれた薄暗い空間だが、やがて開けてくる。
ポイントは落ち込みや石裏。魚がいれば、落としたとたんに仕掛けが流れを横切るような強い反応が来る。こういうのはたいてい小イワナだ。これが今まで経験したこの渓流の姿だった。
小さなイワナ。これがここじゃ普通。
よい型のヤマメがヒットした。
20cm
といったところだが、しっかりとした体形している。水田のあぜ道なので、まことに釣りやすい。
田園の中。
曇天の空がひらいて日差しが地上を輝かせる。白いスミレやイチゲの花がひときわ美しく見える。それらを眺めながらのどかに釣りあがってゆく。
それは突然来た。ごく普通の流れ込みワキのタルミ。落としてからすぐにツツンと引っ張られた。
すかさずアワセる。イトが流れを切り裂く。上がらないッ。大物は想定していなかったので慌てた。
周りに障害となるものがないので、一気にゴボウ抜きした。
尺ものだ。おお・・・この渓流でこのサイズがでるとは。今日はなぜかこの川に歓迎されている気がする。先行者がいないと、こうも違うとは。
あぜ道が終わり、灌木がやや邪魔になるが、その後もポイントごとに反応があり、たいていは
15cm
だけれど、中には
24cm
なんてサイズも混じる。良い日に来たものだ。
やがて流れは森の中に入ってゆく。
鉄塔管理用の道。
昏い森の中、消え残っている残雪を踏みながら遡行するが魚信の数は減少していき、たまに出るイワナは小型化してゆく。
流れも平たんになり、変化に乏しくなり、釣趣も乏しくなった。納竿。
最後に出た黒紫のイワナ。
ヤブツバキ。
http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/?crs=1&meshcode=55385505&z=16#crs=1&meshcode=55385505&z=16&zoom=16&lat=37.07183&lon=138.71546&layers=BTTT