信濃川水系
信濃川水系2
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川治川
田川川
大門川
田沢大門川
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二石川
貝野川
楢沢川
七川
(銘のない渓流参照)
飛渡川
(銘のない渓流参照)
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田沢大門川
新潟県 十日町市 田沢本村。
田沢虚空蔵菩薩公園入り口
から入ってゆくとある小渓流。
「銘のない渓流」
に載せた
大門川
とは別の渓流である。伊達の
大門川
とも違う。どうもお寺の近くを流れる川は「大門川」と名付けられる傾向があるようだ。
実はこの渓流を紹介するとは、思ってもいなかった。でもイワナがいるし、よく釣れたのだから仕方ない。これでは無視できない。
夏場は水量がいちじるしく減少する小川で、水源と言っても、そこは東田沢集落しかない。
地図にも載らない渓流である。でも、いちど入渓してイワナの存在は確認している。
釣れたのは、それはそれは控えめなサイズで、最初はてっきりアブラハヤだと思ったものだった。
あれから何年か経て、なにか変化がありはしないかとのぞいてみた。
東田沢農道は、
300
mくらいの間、この渓流と並走する。この区間で、よく釣れた。
水色はササ濁り。エサは川虫。
大物は出なかったけれど、
20cm
は超えていた。ただし上流では反応はなかった。かつてはこの森林のなかで、アブラハヤのような小物を釣ったのだったが、なぜかこの日は沈黙。もう少し水がおさまってからのほうが良かったか。
下流に移動してみる。
コンクリート舗装をへて国道下。ここで
23
pのイワナ。
これより下流は瀬が続く。なかなか良いポイントがなくて、最後に出たのは、
細い農道のコンクリートの橋
の下。
24cm
イワナ。
ここから急に川は狭まり、滝となる。
崖の上から。七川を望みながらすぐに信濃川に注いでいる。
滝の下で釣れたイワナ。
両側は砂岩の壁。信濃川の堆積層だと思う。
それにしても、さほど標高もなく、高い山などの水源をもたないこんなみずぼらしい渓流で、こんな立派なイワナが生息しているのだ。自分的には国道より低いところでイワナが釣れるということに驚いている。
こんなことで驚いていること自体、我乍ら酔狂の極みであろう。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=138.7099039969&latitude=37.055845637618