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越道川

 

 新潟県 十日町市 松之山天水越。

 

 1993年発行の「新潟の渓流と釣り」(新潟日報事業社)では、本流の渋海川とともにイワナの濃い川とある。ただし、

 

 「淵に小木が覆いかぶさり、竿を出せる場所が非常に少ないが、その場所にはかならずイワナが生息している」

 

 とのこと。

 初心者だった僕は、これこそアナ場と思い、夏の越道川に挑んだのだった。そして結果は散々。生い茂る葦をかき分け、砂防堰堤を超え、小木をくぐりながらも一匹のイワナにも出会えず。ウデのなさもあるが草木が茂ってからは、もう釣りのシーズンは終了と思ったほうがいい。

 その後、何度か訪れて見たけれど、一度も釣れたことはなかった。

 

 渋海川釣行の帰り、この川をのぞいた時わりと水がクリアなので、急に興味がわいた。

 5月最後の日、早朝。天水越の集落内から始めた。

 

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 越道川にかかる県道80号線の橋。この中島橋下の浅い瀞で、最初の一発。

 護岸の上から糸を垂らしていたので、上げるのが大変だった。それにしてもめでたい。かつてまったく相手にされなかったこの渓流で、一投目から尺ものとは。おおげさながら隔世の感がある。

 陽が射してきて暑さを感じるようになるが、イワナは輝く水面から飛び出してくる。

 この流域は集落内ということもあって障害になるものはほとんどなく、長めの仕掛けが使える。ただ、護岸が高くて上り降りがめんどうだ。わりといいイワナが釣れるのは、釣り人がこの護岸を敬遠するせいかもしれない。

 

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こんな大場所もある。ただし釣れなかった。

 

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            25p超も良型。これは瀬で釣れた。

 

天水越の集落内より上流になると、護岸もなく自然な渓流のたたずまいを見せるようにはなる。かつては小木などの障害物が多くて、苦労の割には報われないところだったが、今は昔ほどではなくなっている。

 

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荒瀬の上を木々が覆いかぶさる。これが越道川の姿と思っていい。

 

 仕掛けは主に1.5mの、いわゆるちょうちん仕掛け。

 前述の「新潟の渓流と釣り」では、川虫の生息は少ないので、ミミズの用意がいるとあったが、僕は別のところでカワゲラを用意してきた。

 

 

 以降はその流域での釣果。

 

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          サイズは2125p。

 

 川は分岐して、一方は大厳寺高原を水源としている。ここではかつて養殖事業していたとかで、この渓流のイワナの供給源となっていた。今はどうだか知らない。

 越道川本流は左の流れだと思うので、そっちにさかのぼる。

 

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    この辺はまだ開けていて釣りやすい。まずは小物(20p)から。

 

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砂防堰堤と中型イワナ。この大場所ならもう少しサイズがあっていい気がするが…。

 

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              尺に少し足りない良型。

 

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上の良型は手前の流れ込みでヒットした。

 

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砂防堰堤下でも釣れたが、サイズはすこし劣る。

 

 高い砂防堰堤をこえて、落差のある渓流を遡行する。崩壊した砂防堰堤の残骸の後に、執拗なほど、べつの砂防堰堤がそびえている。何もこんなに・・・と思うが、棚田が延々上まで続いているのだから必要なのだろう。

 水質、水量ともに良くて、中、小物のイワナが出る。川が、比較的勾配の急なところを流れているので、堰堤による人工の滝も多いが、自然のポイントもある。大物はどちらかといえば堰堤下とかより流れ込みの場に潜んでいた。

 

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    越道川原流域の砂防堰堤。この先での釣りはまだしていない。

 

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